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弱虫ペダル ネタバレ 【327】 [ネタバレ(あらすじ)]

こんにちは。


今回は、弱虫ペダル ネタバレ 【327】をお届けします



前回の弱虫ペダル ネタバレ 【326】はこちら




★目次はこちら★



コミックはこちらからどうぞ。

立ち読みもできます!

↓  ↓  ↓









前回の「坂道 VS 京伏・山口」いかがでしたか?


石垣の期待と、御堂筋の指示との間で葛藤した山口。


山口は小野田に自分と同じ「カゲ」の”におい”を感じていたが、


「カゲ」ではない小野田を感じ取って、



「行け!」


と言って、道を開けた。




そこには”山口の良心”を見ることができましたね。



そして、


4分半



という時間の壁を敢えて乗り越え、


手嶋の元へ追走する小野田の姿がありました。






それでは【327:雑草の走り】
スタートです。


「今から行きます!!」


総北の集団から抜けだし、猛スピードで追いかける小野田。



しかし、その姿を箱学は冷静に見ていた。



「4分半」



そのタイム差では



”行く”ことはできても


”追いつく”ことはでない



勝負は二人(真波と手嶋)にゆだねられたな



(もっとも


勝負になっていればの話だが・・・・・)






しかし、あることに気づく------



(勝負にならないのがわかっていても追いつこうとしている!?・・・)



その理由は?




小野田は途中でリタイアしかかっている手嶋を救いに行くための


「救出係」であることを悟ったのだった。



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さて、ここからは今回のメインスポットになります。




真波はいくら引き離そうとしても追い付いてくる手嶋に感心した様子で声をかけた。



「すごいですね

  まだ ついてきますね」



「どんだけあきらめないんですか?」




手嶋が答える

「山頂の山岳リザルトラインまで 
だよ」


「そのために走ってんだよ」



当然そうすよね!

今の手嶋には「執念」のようなものを感じます。


しかも、手嶋は小野田が追いついてこないことを前提で走っていることもわかります。



真波が言う


「ラインまで残り3キロです。


坂道くんはきそうにないですね」



という言葉に、平然と



「安心しろ

 その希望は 

さっき残り4キロのところで捨ててきた」



と切り返します。




手嶋は、既に自分が真波と一騎打ちをするんだ

という腹づもりがあったのです。




そして真波も、そのことを察して再び答えます


「じゃあ、勝負です。3キロさきの、


いろは坂の終点、


明智平展望台の


山岳ラインまで








手嶋は真波に言います

「相手に不足あんだったら

今のうち 言っとけよ」



「終わった最後に言われちゃ

オレもそれなりにヘコむ」



ここで真波ははじめて手嶋に自分の心境を話します。


「初めてなんですよ

  手嶋さんみたいなタイプは」


たいていの人は

一、二度、ひきちぎればあきらめる


踏まれても、踏まれても、諦めない


まるで


「夏の雑草!!」



これは真波の本心なのでしょう。


最初はなんとも思っていなかった。


しかし何度ひきちぎってもついてくる手嶋の執念を目の当たりにした・・・。


いつの間にか、手嶋は今の真波にとって、真のライバルになっていたのです。




同時に、真波の心に本気の火がついた瞬間でもあったのです。



「だから、

 本気で走っとかないと

  もったいないって!!」



そう言うと、真波はなんとギアを上げ、加速し始めました。



上りなのにギアを上げる男。

恐るべし真波。



しかし、手嶋も負けずについていきます


周囲も手嶋の凄さを感じ取っていました。


いろは坂でも相当斜度のキツイ場所で加速する真波は天性のクライマーだ。

しかし、それに喰らいついている総北5番って、実は

一番凄いんじゃないか・・・




もちろん、手嶋は悠々と付いて行ってる訳はありません。



「真波--------------」

「前、見れねェ 

キツすぎで顔 上げれねェ!!」





前の真波の車輪追うので

手一杯だ!!



手嶋は限界に近付いていた。


でも自分に言い聞かせて追走していた。




勝負どころまで----------------


ライン際まで付いていかなきゃ

自転車は勝負にならない



脚砕けてもいい!!

意識トンでもいい!!




のこり3キロ

ラインをこえるまでは

頼むからうごいてくれ


体ァ









そして、ここからもう一人の手嶋の描写が興味深いです。


だけど・・・

冷静なオレがもう一人いてこういうんだ

「インターハイ 走ってるんだなって」


「手嶋純太---------------

3年前、一度ロードをやめてあきらめたおまえが」


「インターハイの 一番 華やかな

山岳ステージで

トップ争ってんだなって」


「一度くらい あってもいいだろ」


「無冠のオレに


”勝ち”ってタイトルがあっても




真波も手嶋の心境を察していたようですね。



「不思議ですね、手嶋さんって、

坂道くんがこないって分かってからのほうが

走りがキレれていますよ」


手嶋自身もそう感じていたんですね。


何でだろうな

確かに少し脚は軽くなってる

オレがやるしかないって思ったからか---


皆の想いを背負ったからか----


希望がないからからかもしれないな・・・


希望がないなら

一歩、一歩進むしかねぇ

自分の足で------------


それってオレが 


ずっと


やってきたことだ!!



この数キロ先で



”努力”が---


実る


そんな瞬間を体験するかもしれない



手嶋は0.00数%ではあるが、

今まで体験したことのない達成感を感じ取る可能性を

フッと頭のなかによぎらせたのでしょうか。




「本っ当に、

ロードって

 楽しいですね!!


  手嶋さん!!」


「ああ そうだな 

  楽しいよ 真波」




「初めて同意してくれましたね」



手嶋と真波の本当の戦いがこれから始まろうとしていた。








が・・・



<キリ>

<キリ>

<カリッ>


異音を発するギア・・・


激戦の陰に小さな悲鳴が。



最後の一コマが不気味な展開を予感させます・・・



【328】につづく




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