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弱虫ペダル ネタバレ【363】 [ネタバレ(あらすじ)]

こんにちは。

今回は、弱虫ペダル ネタバレ 【363】 をお送りします。




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まずは、前回までのあらすじを振り返りましょう。

インターハイ2日目
リタイア寸前の鏑木を総北3年・古賀が後押しし、鏑木は再び自らの意思で走り出した
しかし集団にまで抜かれ、先頭復帰がさらに困難になる
潰えたかに見えた希望、だがそこに鏑木を救出にきた青八木の姿が!


前回を詳しく読みたい方は、弱虫ペダル ネタバレ【362】


★目次はこちら★



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かすかな希望を

たぐりよせて

つなげる

願いのタスキ



それでは、弱虫ペダル ネタバレ 【363:願いのタスキ】のスタートです!



誰が想像しただろうか

こぼれ落ちそうな希望をすくうためにのばした手から

それでもこぼれ落ちた希望―――

そこに

もうひとつの手がさしのべられていただなんて



古賀
「おおおおお (うけとれ青八木!! 願いのタスキ!!)

うおおお 進め 

鏑木!! 

(つなげろ 希望の糸!!)

古賀が鏑木の腰を思い切り押す

鏑木「(古賀さん あざす 本当だ 見える 総北ジャージ)

くそ…!! 
ありがたい…!! 
こんなボロボロのオレを待っててくれるなんて……!! 
あざす 本当にあざす!!

(これでチームに帰れるかもしれない 
オレのインターハイは まだ終わらない!!

待ってくれてる総北ジャージ 
誰だ 手嶋さんか 小野田さんか!!)

あざす くそあざす!!」

振り返った青八木の顔を見て驚く鏑木

鏑木
え あ お 青八木さん!!

青八木
「…………… そうだ!!」

鏑木
「マジ…すか 青八木さん 追走で…手嶋さんたちとオレの前を走ってた… 青八木さん…

先頭に追いつくために… なのに…」

青八木「……… そうだ」

鏑木
「3年生で最後のインターハイなのに… 
今この場所にいるってことは」

青八木
そうだ!!

鏑木
青八木も千切れて 
落ちてきたのか?

お互いの顔を見つめ合う鏑木と青八木

鏑木
「ここまで………」

青八木
……… そ… いや ちがう!!

焦って否定する青八木

青八木
「状況を見たらわかるだろ オレがおまえを待ってるんだ」

鏑木
「状況すか―――」

青八木
「まて 何でおまえが気の毒そうな顔してるんだ」

鏑木
「あ いやいや わかってます わかります

認めたくないすもんね 
自分がチームから千切れた事実… 
必死にとりつくろっちゃいますよね」

青八木
(わかってないのか わかってないな!!)

鏑木
「オレ 小野田さんか手嶋さんだと思って 
期待しちゃいましたよ」

青八木「(直接言う!?)

鏑木の言葉に内心ツッコミまくる青八木


青八木
「まあ どっちでもいい ついてこい」

鏑木の勘違いを訂正するのを諦めた
青八木は前を向き、大きく息を吸い込む

青八木
「(つべこべ言う元気はある 
どうやら少しは 
千切れた時よりマシになってるようだ

―――――古賀か おまえが背中を押したのか 
おまえはやっぱり総北史上―――
最強のサポートだ!!)」

息を吸い込んで体を大きく膨らませた青八木が声を上げる

青八木
いくぞ鏑木!! これよりオレたちは2名で追い上げを開始!!

『先頭にいるチームに合流する』!!」

びっくりして目を見開く鏑木

鏑木
「マジすか 青八木さんとオレでですか!?」

青八木
「そうだ 難しいがやる 
だからおまえは 
ついてこい 離れず 
つべこべ言わず

青八木の迫力に圧倒される鏑木

鏑木
は はい!! 
(なんだ…!! 
千切れて落ちてきたてのに 
この人の迫力は!!)」

青八木
「(だが簡単にはいかない 
確率は相当悪い 
恐らく普通にやっては追いつけない!! 
どうする!!)

酸素 音速 
『肉登り』!!

だが青八木のスパートに鏑木はついていけない

直ぐに気づいてペースを落とす青八木

青八木
「(遅れる…!! そうだ 
鏑木はまだ 調子が悪い

普通にやっても大変なのに 
追いつくためにペースを上げると 
鏑木が千切れる…………!!


『ペースを上げる』て 
あたり前のことができないとは……!! 
どうする………!!)」


後ろの鏑木は息も切れ、きつい顔をしている

青八木
「(苦しそうな表情だ 鏑木…!!)」

鏑木
「マユひそめて……… 
つらそう な 顔すね… 青八木」

鏑木はため息をついて、
頭をかきむしる

鏑木
「くそ!! しょうがねェ!! 
キツイくせしてムリして 
肉登りとか言っても 
すぐペース落ちてるじゃないすか!!」

青八木
(おい 誰のせいだ)

鏑木
「しょうがないっす青八木!!」

青八木
(大きく勘違いをしているぞ おまえは)

鏑木の言葉に心の中でツッコミを入れていた青八木は、
鏑木の行動に目を見張る



その頃、集団では

「総北 もう 2人も落ちたな」
「見たか さっき」
「ああ6番と4番だろ」

「一気に集団で追いこしたオレンジ頭の6番 
あいつはもうダメだな 
足ついてとまってたからな―――」


「昨日は調子よかったのにな 
山で昨日1番が追い上げてきたときはビビったけど… 
総北今年はそれ程でもないのかな」

「4番も立ちどまってたしな 
2人とも昨日ハリキリすぎたんだな」


話している2人を止める先輩

「前年度王者には敬意を払うもんじゃ 
昨日も言うたぞ 
カゲでコソコソ言うのはカッコ悪い

4番はおそらく6番を待って立ちどまっとったんじゃ 
調子の悪い6番を連れ戻すつもりじゃろう」

「え そうなんですか!? 
連れ戻す!? でも… あの位置から!? 
ムリでしょ!? 
この集団にだっておいつけるかどうか」


「…かもなぁ 
だが昨年ヤツらは候補にもなかった
170番代から優勝をもぎとった 

昨日もノーマークだった5番が山岳賞で競り合った 

オレは何となく思っとるんじゃ 
逆境でこそ力を発揮する 
総北てのはそういうチームなんじゃないかって」



自分の前を走る鏑木の姿に青八木が目を見張る

青八木
「な」

鏑木
「しょうが ないす!!」

青八木
「何をやってる鏑木!! 
何でおまえが前出て引いてるんだ!! 
下がれ オレが引く」

鏑木の脚はピクピクしている

鏑木
「ていうか カッコつけて 
無理して いいすよ!! 

ついてこいとか オレが引くとか 
見てらんないす 顔つらそうなのに先輩ぶって

だから体キツイけど 
オレも引きますよ!!

青八木
「(だから 逆だ逆!!) おい あのな」

鏑木
「大丈夫す 一番キツかった時より 
少しはよくなってるんで

古賀さんに…… パワーもらったんすよ 

『成長しろ―――…』
『おまえはのびしろすげー』ってね!!

あとおまえは天才だとかも言ってたかな? 
髪型カッコイイとかも!!

青八木さんこそカッコつけずにうしろで休んでてください」

後ろから鏑木の様子を見ている青八木

青八木
「(走らせてみるか どれくらい引けるか計れる 
少しでもペースが落ちた時は オレが前に出よう

まだ引く 
ほう 
まだ引く 
ん? まだ引くのか!?

……… こいつ…!! 
どういうことだ さっきから

引かれている時より引いている時の方がペースが速い!!

どういうことだ だが事実だ 

聞いたことないぞ 救出される方が救出する方を引くなんてのは!!)」

鏑木
「ちゃんとついてきてますか青八木!!」

青八木
「ああ ちょっと驚いてるけどな」

鏑木
「何にですか 景色すか 景色いいすもんね」

青八木
「(ロードレースは半分はメンタルのスポーツだ 
心が折れたら終わり

逆に目的があれば前に進める 
こいつ 先輩のオレを助けるために 
全力で前に進もうとしてるのか)」

鏑木
「青八木 体調はどうですか」

青八木
「さっきから言ってるが万全だ」

鏑木
「また――― ムリしないでください!! 
オレの前では素直になって」

青八木
「(ともかくこいつはバカじゃない) 
特別なバカだ!!

鏑木
「ほぅるああ ひとまずぬいてった… 
前の集団に追いつきますよォ 
呼吸合わせてください せーの!!」

青八木
(これはひょっとするかもしれない!!)



再び集団の中

「じゃあ4番がオレンジ頭の
6番を引き連れて上がってくるってことすか」

「いやぁ…ムリでしょう 
だって一人は不調なんでしょ」

「そうじゃ 
ロードレースにはなかなか 
まさかはおこらん 

けれど さっきパスされた総北が 
もしこの集団に再び追いつくことがあるなら それは

あの2人のどちらかが常識では見たことない 
そんな姿で追いついてくるじゃろう」


そこに集団をとらえた鏑木・青八木の姿が

「うしろからたった2人で追いついてくるヤツがいるぞ」
「あのジャージ総北か!?」
総北!?

え うそ… 総北上がってきました… 
オレンジアタマの6番が前です』!!


ということで、【364】につづく。






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***感想***

鏑木ーーー!!
勘違いにも程があるわ!!

なんで青八木さんのことを
いつまでも自分の下だと思ってるんですかね

神様の手紙が青八木さんからなんて、
ホントに考えたこともないのね、きっと

そのくせ3年生は最後のインターハイなんだから、
自分が頑張って青八木さんを連れ戻してあげなきゃ!って

責任感はあるのよね

本当に面白いやつです鏑木くん

このまま先頭に追いつけるかな? 

追いついては欲しいけどちょっと厳しいかな?



しかし、青八木さんの本気走りになった時の、
あの身体のふくらみは!

風船じゃないんだからあんな風に
人間の身体は膨らまないよね(笑)

そしてあの膨らんだ身体のシルエットが、
手嶋さんや青八木さんの憧れの田所さんにそっくりだったことは

きっと気のせいじゃないはず

理想の田所さんになりたいばかりに
伸縮自在の身体になっちゃったんでしょうか(笑)



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