SSブログ

弱虫ペダル ネタバレ【396】 [ネタバレ(あらすじ)]

こんにちは。



4月に入ったと思ったら
もう半月が過ぎようとしています。

桜も散って葉桜に。。

ホント春は「春風」のように
過ぎ去っていきます。


さて、疾走するインターハイ
メンバー達はどうでしょうか。

今回は、
弱虫ペダル ネタバレ 【396】 をお送りします。





スポンサーリンク











まずは、
前回までのあらすじを振り返りましょう。

インターハイ2日目ゴールを狙い、
早くも飛び出した御堂筋!!
他校を巧みに出し抜くも…
ただ1人総北・鳴子は反応していた!!



前回を詳しく読みたい方は、弱虫ペダル ネタバレ【395】をどうぞ!



★目次はこちら★



<弱虫ペダルの電子コミックはこちらがオススメ! 立ち読みもカンタンです!>
★弱虫ペダル 電子コミック版★




先頭で赤く燃える

総北の希望の炎!!



それでは、弱虫ペダル ネタバレ 【396:進撃、京都伏見!!】のスタートです!



観客
「来たぞトップ」

「京伏3人!! 
少し離れて追うハコガク2人!!」

「いや!!よく見たら 
トップの京伏 御堂筋のうしろに 

小さくて気づかなかった!! 

黄色いジャージ」


総北が1人はりついてる!!」

沿道の観客に対して言葉を返す鳴子


鳴子
「コラ!! 
小っさいは余計や!!」

観客
「総北3番 登れるスプリンター!! 

赤い男 鳴子だ!!」

鳴子
「”速すぎて気づかんかった”
に直さんかい!!」


観客
「走りながら…ツッコまれた…」

「あいつ 何かすげぇ」



先頭を走る京都伏見の
木利屋、水田、御堂筋

そしてその後ろに
ピタリとついている鳴子


御堂筋
「ナルゥコ… 

あの中でたった1人
ボクゥの狙いを読んどった男…

ボクゥの変則的な仕掛けるタイミングに 
強引に合わせてきた男……

勝利への欲… 
渇望… 

そして野生のカン… 
昨日といい…

昨日といい… 
きみぃはホンマに 

キモくないな!!」

鳴子
「カッカッカ!! 
”逃がさへん”

それだけや 

おまえも!! ”勝ち”も!!」


木利屋
「もうダメやぁ!! 

まぁぁ~ 

限界やぁ~ 

景色白ばんできたぁ

キャプテン!! 
御堂筋くん!! 

オレは3日目のゴールを 
この目で 見たかっ ……」

力尽き後方になっていく木利屋

御堂筋
「見るだけのゴールに
何の意味もないよ?」

その木利屋を
追い抜いていく箱根学園の
新開と葦木場


新開
「115番 京伏 
木利屋 
おちましたァ!!」

葦木場
「全力を使い果たした 
うしろの集団が来ても 
おそらくついていけない

彼は―――― 

リタイアだ」





御堂筋は晴れ晴れと
明るい表情で言う

御堂筋
「さぁ!! 軽くなった!! 
加速や水田クゥン 

ここから更にィ!!」

水田
「お…おう!!」

御堂筋
「登れ…… 登れ… 
登れ… 登れ… 

ボクゥを引いて
ハコガクゥを完全に引き離すまで 

登れぇぇ!!」


御堂筋の気迫にゾクッとする水田


水田
「お おう 
(オレもまさか 
まさか使い捨てられるんか!?

いや いやいやいや 
そんなことあるはずない 
オレは優秀な発射台やし!!

キャプテンやし!! 
キャプテンやから!!) 

おおお!!」

鳴子が前の御堂筋に肘鉄する

鳴子
「おいコラ ムラサキワカメ!! 
他人のチームのことやから
どうでもエエっちゃエエけど

もうちょっとアシスト
ねぎらったらんかい!! 

メッチャ 115番 
がんばっとったやないか」


御堂筋
「ハァ? 
ねぎ…らう? 

ハテ?」

鳴子
「”軽なった”はないやろ」

御堂筋
「ハァ……ハテ? 
ありがとう よくやった 
でかした すばらしい 
すぐれている

カッコイイ がんばった 
助かった 役に立った 

こんな言葉に何の意味があるの?」

鳴子
「!!」

水田
「!?」

御堂筋
「意味ないやろ 
こんなもん

 『他人の評価や』


自分がやった
安い仕事に自己満足して 
更に 

他人の評価まで欲しがって 
聞いて どうするの? 
飾りやろ そんなもん 
余計な装飾や

他人の目には
映らん自分自身――――

”内面”磨かんで 
どうするの!?

そんなことやから
すぐにへこたれるんよ彼は 
何もかわらんよ?

他人の評価ほしがっても 
1秒も速くならんよ?

ロードレースにおいて必要なんは 

己の強さ 

それだけや!!


引け 水田クゥン 

もっと 
もっとや!!」


御堂筋はゆっくり鳴子を振り向く

御堂筋
「時にィ!! 
もうそろそろキミもやろ? 

エエよ?

 『もう落ちて』


もう ついてくるだけで限界やろ!! 

脚も 気力もォ!!」


水田
「(え… そ 
そうやったんか 3番!! 
せっかくとびだしたのにうしろにつかれて 

ヤバイわって… 
ハラハラしとったけど そうなんや!!

どうするんや思っとったけど 
そうなんや!!)」

ニヤッとする水田

御堂筋
「よくたった1人で先頭についてきた 
うちのザクの地味な攻撃にも耐えた

今もようついてきとるけど… 
ちゃんと『ツケ』いうのは
まわってくるもんやよ?

わかっとるやろうけど 
自分の身体でぇ!!」


鳴子の太腿はピクピクしている

しかし
攻めの表情のまま
鳴子は言い返す

鳴子
「わっからんな… 

ワイ天才やから 
このままゴールいってまうかもな」


御堂筋はそんな鳴子を
見てニヤッと笑う

御堂筋
「キミィを金魚のフンみたいに 
くっつけて走っとるのは 
敵やないからやよ?

キミィはこの登りの途中で 
確実にィ 
うしろのハコガクゥ2人にも抜かれてぇ

落ちるからやよ」


鳴子の表情は変わらないが、
ハアハアと荒い息をしている

御堂筋
「けど 安心してエエで
 ”彼は最後までよくがんばりました”って

最後はちゃんと『ねぎらう』からぁ!!」


京都伏見の2人が加速する

御堂筋
「フェイズ37ァ!! 更に加速や 
ザク!! 

総北ナルゥコをふりおとせぇ!!」

水田
「おう!!」


鳴子
「(確かに限界近い 
脚もピクピクいいよる 
けど ここまできた

スカシや小野田くんと離れ 
チームを捨ててたった1人で)

1人でジャージ背負って 
ここまで来たんや 

そうカンタンに
置いていかれるわけには 
いかんやろ!! 

見せたるわ 

これが

浪速の派手男
―――――必殺の

元祖スプリントクライムや!!」


鳴子の腰が上がり前傾姿勢となる

あっという間に京都伏見に並ぶ鳴子

水田
「う!! 
何や あの
スプリントみたいな
体勢のクライムは!!

てか あいつまだ 
あんな体力残っとったんか!!

並んだ!!

 いや… 

  前に出たぁ!!」

鳴子は水田の前の先頭に陣取る

御堂筋
「!?」

水田
「なっ…ちょッ 
コラ 
ジャマや!!  どけ!!」

鳴子
「ジャマしとんのんじゃ!!」

水田
「何のつもりや ジャマ… 
くっ ペースが上がらん」

御堂筋
「(何やのこいつ!!)」

開いた口がふさがらない御堂筋

御堂筋
「くぅだらんでナルゥコ 
キミが今やっとることは―――――

しかえしかそれは!! 
単にうしろのハコガクを有利にするだけのこと

ボクゥらの速度をおさえても 
ハコガクが喜ぶだけのことや!!

水田クゥン スリ抜けて前出や!!」

水田
「お おう!!」

横にそれてすり抜けようとする京都伏見

しかし鳴子もすぐに反応する

鳴子
「うるああああ!!」

御堂筋
「ジャマするないうとるやろ!!」

水田
「あかん こいつ 
完全にオレらにフタする気や!!」

御堂筋
「何のつもりや!! 
ハコガクに金でも貰うたんか!!

何かの友情か!! 
助ける気かキミィは!! 

昨日 あの リーチの差で負けた 

デカい2mのハコガクをォ!!」

鳴子
「そんなもん絶対イヤや… 
けど ワイができるこというたら 
ここで先頭の

もう残り少ないこの脚使うとこいうたら 
先頭の速度を落とすことくらいなんや!!」

水田
「!?」

御堂筋
「せやから一体何のために 
そんなくぅだらんことするんや」

鳴子
「気のせいかも…
しれんけど… 

がんばっとる気がするんや… 
あいつらなら…

『ここに向かって 

誰か このジャージが

登ってきとる気がするんや』!!」



ということで【397】につづく





スポンサーリンク












***感想***

鳴子くん、やっぱり脚が!!

ほとんど気力で走ってる状態なんでしょうか?

それも地味なコース取りのジャマ攻撃に耐え続けて!!

本当に鳴子くんがあの時先頭についていったのは正しい判断でしたね

そしてこうしてかろうじてでも

京都伏見に張り付いているからこそ

だからまだ総北は戦える余地があるわけで

野性的なカンの鳴子くんがいたからこそですね


しかし御堂筋が、余裕綽々だったときは

例のバカにしたようなへんてこな

イラッとする喋り方だったのが、

鳴子くんが思いもよらぬ行動をとった時には

普通の関西の高校生の喋り方になってて、

なんだこいつも普通の高校生じゃんと

思っちゃいました


それまでは変態の気持ち悪いヤツ的に思ってました(苦笑)

前のインターハイで山道を帰ろうとして

小野田くんと一緒になった時にも同じことを

ちょっと思ったりもしましたが

御堂筋のあの態度は演技なのかなぁと思ったり

あれで自分自身に暗示かけてる

的な部分もあるんでしょうか?

だからあんな態度なのにもかかわらず、

京都伏見はチームなのかなぁと

あんなオレ様がいたら、

どんなに強いやつでも

普通はみんな離れちゃいますよね?

ちょっと京都伏見の練習風景を

見てみたいかも(笑)

普通の喋り方の

普通の高校生の御堂筋がいたりして・・・




今回はこれでおしまいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次回もどうぞよろしくお願いいたします。


★目次はこちら★


★最近の記事はこちら★


弱虫ペダル ネタバレ【395】

弱虫ペダル ネタバレ【394】

弱虫ペダル ネタバレ【393】

弱虫ペダル ネタバレ【392】

弱虫ペダル ネタバレ【391】





スポンサーリンク






nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
外為ジャパンを紹介

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。