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弱虫ペダル ネタバレ【404】 [ネタバレ(あらすじ)]

こんにちは。

日本全国、梅雨ですね。

とはいえ、関東では
雨があまり降らず、
給水制限を始めました。

自転車も雨は辛いですが、
少なすぎても困りますね。


今回は、
弱虫ペダル ネタバレ 
【404】をお送りします。

今日は長いですよ~(^^)


まずは、
前回までのあらすじを
振り返りましょう。





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インターハイ2日目、ゴール争奪戦!!
坂道ら総北は勝利を信じて、
チームの想いをゴールに向かうエース・今泉に託した!!
一方、箱根学園は…!?



前回を詳しく読みたい方は、弱虫ペダル ネタバレ【403】をどうぞ!



★目次はこちら★



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動揺を隠せない

箱根学園1年、新開悠人!!

その胸によぎるものとは・・・



それでは、弱虫ペダル ネタバレ
 【404:悠人の戸惑い】のスタートです!






アナウンス
「来ました!! 先頭4名!! 

下りが終わって榛名湖畔の
平坦道に入ります!!

ゴールまでのこり1500m!!」


新開
「(ハコガクはエースを失った!! 
さっきの山岳で―――

箱根学園の誇りとか言って 
くだらない山岳賞を獲るために

葦木場さんが
脚をつかっちまったから―――――

”『エースはギリギリまで全開を潜ませておく』”
ものだ

御堂筋さんも今泉さんも今そうしてる

周りから見たら全開のスピードに見えても

エースはゴールスプリントに備えて 
最後の”一弾”を脚に貯めてあるんだ

ゴール前のギリギリの闘いで 
爆発させ他を蹴落とすために

なのに 『それ』をハコガクは失った 
使っちまった

今 オレは何のために引いてる 
弾薬の残ってないピストルを
運んでるのと同じだ

今までそんなことなかった

葦木場さん てのは 
冷静で 知的で 
判断も常に正確だ

やさしさと強さがあって

オレに言わせりゃ他の先輩の何倍も 
それがすごくて カッコイイと思ってた

だからオレは
あなたを尊敬しついてきた

なのに―――!!)」


アナウンス
「先頭は 京都伏見が1名 
総北高校が1名 
箱根学園が2名

箱根学園が有利か!!」


新開
「(そうだ 箱根学園は有利だった 
あの時 葦木場さんがいかなきゃ―――

もう総北も京伏もこちらを敵と見ていない

何でですか 葦木場さん…

つまらないプライドのために――― 
何の考えもなしに―――

………!!)」

新開はうしろの葦木場を
振り返ってなじる

新開
「何の考えもなしに
動く人じゃなかったでしょ!?

葦木場さん!! 
あなたは!!」

葦木場
「………」

新開
「だから止めたでしょ 
オレは山で 山で
山岳賞をあきらめてれば

このゴールは 
確実にオレたちが獲れたんです 
余裕で!!」

葦木場
「前を向け 悠人」

新開
「まだレース中だって言うんですか」

葦木場
「そうだ 前を向け」

新開
「もうムダですよ 
ハコガクは弾を使っちまったんです!!」

葦木場
「オレは 
山岳と――― 

山岳とゴール 
どちらもまだあきらめていない!!」







時は遡って、今年の4月――― 

神奈川県 箱根町 私立箱根学園

新入生が登校している中を
自転車を肩に乗せ
抱えて立っている新開

新開
「しょうがないな 
他もうけて合格ったけど

神奈川で自転車で全国いくには 
箱根学園(ここ)しかないでしょ」


放課後になり、
自転車をカラカラと押しながら
自転車競技部に向かう新開

新開
「あれが部室だ 
前1回だけ来たことある」

部室を覗き、
恐る恐る引き戸を開ける

新開
「… ちわーす 
入部希望者でーす」

しかし部員たちは
何か興奮して喋っている

部員たち
「マジで?」
「ホントかよ」
「1年に!?」

「いやいや ヤバイでしょ! 
本当それ!?」
「このハコガクにか」

「マジか――― 
  どんな? 似てんの」
「来てるんだよ 来てるってよ」

新開
「(何か盛り上がってるなー) 
ちわーす あの」

部員
「あの 新開さんの弟が!!」

その言葉を聞き、
固まる新開

引き戸を閉める

新開
「(今日はやめよう)」

自転車に乗り帰ろうとする新開を、
気づいた部員が呼び止める

部員
「あ キミ」

新開
「!」

部員
「自転車部? 希望者? 
1年生?」

新開
「(…ち)」

部員
「いや―― ごめんごめん気づかなくって 
自転車あるってことは経験者かな?

今 ちょっとビックニュースが
とびこんできてさ 
こっちの話なんだけどさ

キミと同じ1年生に――― 
いや 去年 
卒業した伝説の3年生

最速スプリンターの
新開さんって”神”がいて 
その人の弟がさ―――――」

新開の顔を見て、
驚く部員

部員
「い… いたー!!」

部室からゾロゾロと
出てくる部員たち

部員たち
「何々!?」
「いたってその弟!?」
「ホントだ うわっ」

新開
「いや… ちょっ 指さしは… 
ないでしょ?」

新開の言葉を
聞いていない部員たち

部員たち
「似てる!! カオ!!」
「新開さんだー!! 若っ!!」

「小さい新開さん」
「すげー!! マジだった!!」

新開
「ちょっ… 
だから指やめてもらえます?

オレ隼人くんじゃなくて
悠人なんで」

部員たち
「おまえもバキュンやる?」
「脚見せてくれよ」

「後輩に新開さんって
フシギな感じだなー」

新開
「いいでしょ? 
もう 兄貴 関係ないでしょ? 
オレはオレなんで」

その時、断りもなく
スマホで新開の写真を撮るヤツが

新開
「何で写真まで撮ってんだよ!!」

カッとした新開は
その先輩の手をスマホごと薙ぎ払う

新開
「あっ ちっ」

スマホは遠くまで飛び、
地面に叩きつけられて
画面の中央に日々が入ってしまう


練習中の3年生

黒田
「ギクシャクしてんな」

部員
「今年の1年
 たくさん入ってきたのはいいんですが 
あの件以降ちょっと

……はい

とにかく未だに悠人が
2年の原口にあやまらなくて 
オレは悪くないって…」

黒田
「パンダも撮られりゃ
怒るってこと   か

最初に新開さんの
弟がくるって聞いたときゃ 
もちっといいかんじに
部が湧くのかと思ってたが 

その一件で完全に裏返ってんな 
腫れもんに触るみたいになっちまってる」

タオルを取り、
給水する黒田

黒田
「(まぁ皆よってたかって口を開けば 
神だ スターだったと 
兄貴の話ふってくるんだ

ウザがるのも 
ワカるっちゃワカるけどな…

当の塔一郎も 
ぶっちゃけ扱いに困惑してる 
そりゃそうだ 
あの新開さんの弟だからな)」

その時
黒田の耳に他の部員たちが
話しているのが聞こえてくる

部員たち
「悠人くんさ 
この間 廊下ですれ違ったのに 
あいさつしてくんなかったんだよなー」

「オレたちの顔まだ 
憶えてないとか?」
「オレけっこう新開さんに
ほめられてたのにショックだよー」

黒田
「(ここは箱根学園だ 
強いヤツが走る 
それでいい

反発したりギラギラしてんのも
悪いこっちゃねぇ

けどもし――― 
ヤツがインハイのメンバーに
選ばれるなんてことになりゃ―――

皆は納得しねぇだろうな 
いい雰囲気じゃインハイに
挑めない―――か…)」





場面は変わって、
路上練習で

3年
「くそっ うしろ 来てる!! 
新開!!」
「え」
「うわっ」

「後ろの2年も抜いてきたのか
 『ハコガクの上級クライマーの練習』
だぞ これは!!」

「ペースアップだ 金子!!」
「ワカってる 篠崎!!」

「あの人の弟とはいえ
手を緩めるわけにはいかん!!」

補給食をかじる新開

新開
「じゃ 
そろそろいきますかぁ!!」

あっという間に
前の3年を抜きさる新開

3年
「ぐあっ この激坂で!!」

新開
「先輩 それでも3年ですかぁ? 
『カッコわるい』ですね 

1年のオレに負けるなんて 
ね? 
そうでしょ? 
答えはyesですか!?」

3年
「!!」
「新開さんの弟がスプリンターじゃなくて
クライマーだってきいて
オレ正直油断していたッ」

「くそ」
「こいつ…ホンモノの 
クライマーだ!!」


水分を取りながら
休憩している新開のところに、
葦木場が来て声をかける

葦木場
「驚かれてるね 悠人」

座ったまま振り返る新開

新開
「! あ えっと… 
あ 葦木場さん

(この人 皆から天然だって言われてる人だ 3年… エースで… 

何でこの人がエースなんだろ 
そういえば話すの初めてかな)

背 高いすね 
前髪ウザいすよ 
切った方がいいんじゃないすか」

葦木場
「3年負かして天狗になったか?」

静かに話す葦木場

驚く新開

新開
「あ… いえ 
すいません (え!?)」

葦木場
「3年の前で
そんな態度とっていいのか? 
飲み物片手に背中ごしで話してる」

飲み物を持つ手が止まる新開 
ボトルを下に置く

新開
「… あ はい そすね

(何だ この人 
部じゃ いつも天然だって言われてんのに 
妙に言葉に重みがあるな)」

葦木場
「3年や2年と練習したら
終わったあとアドバイスもらいにいけって

部の最初に教えてもらったな? 
なぜ行かない?」

新開
「……… (説教か――)

いやぁ… 
オレより弱い人から
もらうアドバイスはないからです」

葦木場
「誰かに注意されなかったか
その態度」

新開
「いえ 特に 
むしろ堂々としていいって 
ホメられてますよ?」

葦木場
「皆がおまえに注意しないのは 
新開さんて存在があるからだ

それ おまえが一番
ふり払いたいヤツじゃないのか!?」

葦木場の言葉に
本心を射貫かれ、固まる新開

ガシャッと自転車を
立てる葦木場

葦木場
「乗れよバイク 1年 新開悠人」

新開「え」

葦木場
「オレ 共に3年間やってきた仲間を 
そういう風に言われるのは
すごく気分が悪いんだ

勝負だ 

あの丘の上まで―――――

 ツブしてやるよ」



ということで【404】につづく




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***感想***

今週で決着か?
と思ってましたけど、
違いましたね

ここで新開弟くんの過去話かあ

確かに出来のいい兄がいると、
ことあるごとに比べられて嫌でしょうね

おまけに入部の時の
先輩部員たちの態度ったら!!

あの時はまだちゃんと
「すいません止めてもらえますか?」って
言ってるのに

悠人の話を聞いちゃいないわ、
指さしまくってるわ、
あげくに断りもなく写真撮るって

そりゃ怒って当然だよね

オレは悪くないって言って
謝らないんだって言われてたけど、
先輩たちも悠人に謝ったのかな?

先輩だから謝らないとかだったら、
いくら上下関係のある部活だからって
ひどいよなー

しかし

悠人も強いのは分かるけど、
人を追い抜いてあんな
ひどいことを相手に言わなくてもねー

意固地になってるのも分かるけど

で、葦木場さんの
静かな怒りが爆発したのですね


葦木場さんと悠人の勝負は、
当然葦木場さんが勝つよね

で、悠人は葦木場さんに心酔して、
この人の言うことだけは
聞くようになるのね

他の人を小馬鹿にしてるのは
まだ続いてるんだろうな

小野田くんに会って
勝負を申し込んだ時も、
偉そうな態度でしたもんね

インターハイで自分よりも
強い人がいっぱいいることを知って、
少しは態度が改まるんだろうか?


ここで2日目のゴールを
葦木場さんが取れなかったら、
また悠人は全ての人を小馬鹿にする

ようになりそうなので、
2日目のゴールも箱根学園が
獲ることが確定ですね!

今泉くんの活躍は
3日目に持ち越しかな?


来週こそは決着がつくんでしょうか?


今回はこれでおしまいです。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

次回もどうぞよろしくお願いいたします。


★目次はこちら★


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