弱虫ペダル ネタバレ【422】

みなさま、こんにちは。

11月に入りました。
今日は文化の日です。文化の日は非常に晴れの確率が高いそうですが、
皆様の地域ではいかがでしょうか。
私の地域では気温も高く、アウトドアにはもってこいの日和になっています。


さて、今回は
弱虫ペダル　ネタバレ【422】を
お送りします


まずはあらすじからです！

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インターハイ２日目の夜、小さな峠にて粛々と行われた巻島と東堂の闘い！！
坂道は２人の先輩の背中を最後まで後ろから見届けた
そして闘いの後、巻島からの激励を受け、最終日のレースを
全力で闘いぬくことを坂道は誓った……！！


前回を詳しく読みたい方は
弱虫ペダル　ネタバレ【421】をどうぞ！


★目次はこちら★



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チーム総北
2年目、インターハイ
最後の闘いの場へと
いざ、行かん！！



それでは、弱虫ペダル　ネタバレ
　【422：決意の朝】のスタートです！


最終日の朝があける

スマホのアラームが鳴っているのを止め、むくと起き上がる橘

寒咲
「ごっめーん　アヤちゃん　目覚ましとめてくれた？」

寒咲は既に起きて顔を洗っている

半分寝たまま左手を上げて寒咲に合図を送る橘

寒咲
「（高原の朝――　さわやかな朝　最後の朝――

２年目のインターハイ　皆　一生懸命　練習してきた
無駄な時間なんて１秒もないくらい

新入生が入ってきて　２年生になって　夏になって
苦しい時間を過ごして　皆すごく強くなった

レースでも強かった　でも　

今年のインターハイでは　まだ１枚もゼッケンをとれていない―――――

今日が最後のレース　
２年生として走る最後のインターハイ

最後に願いを叶えてほしい

私は応援とサポートくらいしかできないけど―――――）

がんばって」



スタート地点のゲート付近

観客
「おおお」

「きた」
「でてきたよ」

バシャバシャとカメラのシャッター音が響く

観客
「王者　箱根学園！！」
「ハコガク―――！！」

「いけー」
「今日獲れよォ！！」

堂々とその中を歩く箱根学園のメンバー

記者
「泉田くん！　昨日僅差だったね　
けどゴール前に２人

送りこんだのはハコガクだけ！　
形は完璧だったねぇー」

「オールゼッケンコンプリート　
惜しかったねぇ」
「今日はいけそう！？」

泉田
「ええ　
今日のゴールでインターハイ総合優勝が決まります

もしスプリントや山岳を狙ってるチームがあるとすれば伝えてください
　
『くれてやる』と

最後のゴール『黄色いゼッケン』だけを
箱根学園は獲りにいきます！！」

黒田、銅橋、新開、葦木場は気合の入った顔で、泉田に続く

記者
「”ゴールだけを”―――」

「…おお！　箱根学園は　
箱根学園ははじめから全力で狙ってくるって

ことだ！！　今日の最後のゴールを―――　
王者としての復権を！！」

泉田
「今日は全てを捨てて走るよ　雪成」

黒田
「（”全てを捨てる”―-てこたぁ　
塔一郎おまえ……！！）」

泉田
「キャプテンとしての最後の役割だ　
雪成」

黒田
「塔一郎」

泉田
「ボクたちは」

黒田
「ああ！！」

泉田
「強い！！」

黒田
「ぜっ！！」

泉田は上から、黒田は下から、
バチンと音をさせて手を打ち合わせる

銅橋
「（ぜってぇ獲んぞ優勝！！）」

新開
「…………」

無言で補給食をサクとかじる新開

うしろを振り返る葦木場

葦木場
「真波は―――――　
遅刻か――――」


その頃宿舎で布団から起き上がる真波

真波
「いやぁ――――　
寝すぎたね」

ポリと頭をかく真波



総北のテントでは、
円陣を組むところだった

手嶋
「いくぞ総北！！」

手嶋がぐっと握った手を円陣の真ん中に出す

その手の上にメンバーがガシと手を重ねていく

手嶋
「最後だ　最後の日まで来た　６人で！！　
全員で！！つないできた！！」

手嶋が一人ひとりの名を呼ぶ

手嶋
「鳴子」

鳴子
「はいな」

手嶋
「今泉」

今泉
「うす」

手嶋
「小野田」

小野田
「はい」

手嶋
「鏑木」

鏑木
「はい」

手嶋
「そして青八木」

青八木はコクと頷く

手嶋
「キセキを信じるか

今まで死ぬ程積んできた　
そいつを爆発させるのはもう今日しかない

全てを出しきってコースに倒れても　
キセキを信じる力は届く

想いをつないで　
もし最後のヤツの最終ライン前の差が数ｃｍに

なったら―――――　
その想いが背中を押すはずだ！！」

青八木
「（純太！！）」

鏑木
「（手嶋さん！！）」

鳴子
「（カッカッカ！！　当然す！！）」

小野田
「（手嶋さん！！）」

今泉
「（フ！！）」

手嶋
「いくぞ総北　
最後のレースだ！！　

総北ゥ」

全員
「ファイ　オオオ！！」

気合に満ちたメンバーがテントから出ていく

そこでは寒咲が待っている

寒咲
「がんばってください！！
今年も　精一杯！！」

寒咲が出した手をパンと叩きながら、
通り過ぎるメンバー

手嶋
「ああ！！」

今泉
「サポートたのむ」

寒咲
「はい」

小野田
「お願いします」

鳴子
「カッカッカほないってくるわ！！」

鏑木
「しゃす！！」

寒咲
「青八木さん　……　
大丈夫ですか　足の具合」

青八木
「………　気づいていたのか」

寒咲
「マネージャーですから」

青八木
「…………」

寒咲
「無理しないようにしてくださいレース……　
……といってもムリなんでしょうね
救急箱のサポーターや痛み止め　全部なくなってました」

青八木
「仕方無い　オレにはまだやるべき仕事が残っている」

青八木の左脚がズキっと痛む

青八木
「…………　心配する必要はない　
オレは３年間あこがれたこのジャージで　

インターハイの最終ステージに立てている　
最高のメンバーと共に　

それだけで　
オレの望みは全て叶っている」

寒咲の手をパァンと叩く青八木

呉南工業のジャージを着たメンバーが肩で風を切って歩いていく

観客
「うわっ　今の　え？　広島？　今年もいたのか」

浦久保
「塩野　里崎　東村ぁ　
誰かがウワサしとったのう

”広島のことは信じるな”…
”広島は裏切るけ”いうてな

おかげで１日目２日目が全然思い通りに動けんかったわ

今年の広島はアットホームでフレンドリーなチーム……
なのにのう

ズイブンじゃてぇ　

待宮パイセンが去年のインハイで結構なコト
やらかしたからじゃあ　ナハ！！」

ガシガシと後頭部をかく浦久保

浦久保
「ナハ！！　
まあ待宮パイセンなら仕方ないけどのォ

ああ見えて後輩思いのやさしいお方じゃけんのう

パイセンのやらかしは後輩が
謝らんといかんのう
いくか皆に謝りに！！

広島呉南エース　浦久保優策が直々にィ！！

のう！！　庭妻ぁ！！

もう悪いことはいたしません　
許してください　だから―――　

もう一度集団作って　
前　潰しましょう……て！！」

庭妻
「ブ！！　そら謝ってるように聞えんぞユーサク！！」

浦久保
「ダメか　ナハ！！　

じゃあとりあえず誠意見せるために　
誰か潰すか敵を！！　

鳥を撃ち落とす猟師みたいに…　
のう　

『それ』手土産に…」

鉄砲を構えるしぐさをする浦久保

獲物を探すように手を四方に向ける

浦久保
「うーん　おお！？　
あれなんかどうじゃ

見ろ庭妻ぁ　
ヨタヨタ歩いて弱そうじゃ」

手が指した方向にいるのは
総北のゼッケン４番の背中

浦久保
「弱った黄色い『ヒヨドリ』じゃ　
ナハ！！　

ちょっと　
１弾目を撃ち込んでくるか」


ということで【423】につづく

＊＊感想＊＊＊

やっぱり真波くん寝坊しているー！！　
ってか、誰も起こさないの？　

昨日の晩あれだけ付きまとっていた
後輩くんたちはどこ行ったの？

準備があるから？　
でも箱根学園は部員も多いし、
真波くんを起こす役目の

後輩もいそうなのに

真波くん、ちゃんと間に合うのかな？　
心配になってきました


総北はメンバー変えないんだね　
てっきり青八木さんを外して古賀さんあたりを

入れてくるのかと思いましたが

さすがにそれだと青八木さんが可哀想すぎるか


でもここでメンバーを変えなかったのが
裏目に出そうな展開になってきましたね

広島呉南がさっそくなにかやらかそうとしてます

１弾目を撃ち込んでくるって、
スタート前に左膝を狙ってぶつかってくるとか？

わざとじゃないけどぶつかっちゃいましたー
すいませーん的な？

いやわざとだろ、
それは！！って感じ？

せこい技で勝とうとするのが広島流なのかなあ

待宮ってそこまでせこくなかった気がするんだけど　

確かけっこう一部で人気ありますよね待宮さん　
ごく一部でだけど


波乱の最終日、
スタートになるのは来週じゃないよね？

スタート前に御堂筋も何かやらかしそうだもんなぁ

来週はそのあたりをやって、
再来週にスタートかな？


今回はこれでおしまいです。


最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

次回もどうぞよろしくお願いいたします。


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