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弱虫ペダル ネタバレ【522】 [ネタバレ(あらすじ)]

みなさま、こんにちは。

さて、今回は
弱虫ペダル ネタバレ【522】をお送りします

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まずはあらすじからです!

IH最終日、優勝争いをする坂道と真波
ゴールまでのこり1.5kmを切った時、坂道が真波を追い抜きトップに!!
その後もハイペースを保ち、真波を引き離す坂道
一方、真波は先頭に追いつく前、黒田が真波に打ち明けた過去を思い出し……!?


★目次はこちら★


前回を詳しく読みたい方は弱虫ペダル ネタバレ【521】をどうぞ!


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黒田を押そう無慈悲な現実!!
ハコガク陥落の速報に黒田は…?!


それでは、弱虫ペダル ネタバレ
 【522:黒田雪成】のスタートです!!



黒田の過去話

黒田
「(去年 オレは部内のインターハイ出場枠を決めるトーナメント
F組で 真波 おまえに負けた

オレはくさった 行き場のない悔しさ 怒り よくわからねェ感情で
ぐしゃぐしゃになってた

廊下で会っても 部室で会っても おめェとは口をきけない程に)」



部室で部員が真波のことを話している

部員
「真波って漂々として速いって 何かズルいよな」
「オレ この間 『速く登れない』って言われた」

「ズバッと言うけどどこかにくめないよなー」
「不思議なヤツだよ」
「ああ 何か――― 新時代のクライマーって感じ」



黒田
「(オレは おめえがほめられるのを聞くたび 血がのぼり
毛が逆立った)」



マシンで走り込みをしている黒田はいらだっている

黒田
「(くそ くそ…!! そこはオレのポジションなんだよ くそ!!)」

心の中で悪態をつく黒田



黒田
「(2年生でクライマーで成長株で―――
インハイで箱根学園のメンバーとして オレは名を轟かすと
信じていたからだ

それまで何でも”一番”でやってきたプライドが
本当の意味で崩れた瞬間だったのかもしれない)」



黒田
「(出れねェのかマジで…… マジで今年のインハイには!!)
くそォ!!」

苛立ち、机を握りこぶしで叩く黒田



黒田
「(けれど感情は時間がゆっくりと浄化してくれる
インターハイ本戦が始まる頃にはオレは 来年出るために何を
すべきかについて考えてた)」



ロードで走り込みをする黒田

黒田
「(ラッキーじゃ走れねェ ましてや王者として君臨するチームだ

結局はオレの考えの甘さと実力不足なんだ… やるしかねェ!!

けど 風のウワサで 荒北さんが『ゼッケン6』は真波じゃなくて
オレだろって推してくれた つう話をきいた時は すっげ嬉しかった

一筋の光ですよ… ありがとうございます荒北さん)」

荒北への感謝と共に練習に打ち込む黒田



黒田
「(だがこのあと衝撃の事実を目の当たりにする)」




夏――――――
インターハイ最終日 3日目 富士山コース中腹

電話に向かって叫んでる黒田

黒田
「あ!? 何ンだ そりゃあ!? 冗談は今いいんだよ あ!?」

応援の部員たちが黒田に言う

部員
「何ですって ゴール地点 何て言ってるんですか!?」
「驚く結果ですか!? やっぱり福富さんが!?
すごい差をつけて!?」

「それじゃあ意外じゃないだろー まさかさっき通った
新開さんがゴールを!?」

黒田
「箱根学園が負けた……………」

電話を見つめながら呆然と答える黒田



黒田
「(インターハイで王者箱根学園が敗北した)」




箱根学園に戻ってきた選手と部員たち

部員がバスを降りてくる選手たちに頭を下げる

部員
「おつかれしたァ」
「したア」

新開
「ああ いいよ 荷物を運んでくれ」

悔し涙が止まらない部員
「けどオレ… くやしくて…」

新開
「皆一緒だ そういう年もある 裏方いろいろご苦労だったな」

部員
「ずいばせん オレらの応援が… そのせいです」

新開
「そんなことないよ」

言葉もなく呆然自失の状態で先輩たちを見ている黒田

黒田
「(この結果だけは予想してなかった 
そして 想像してなかった――――――

この人が負ける姿を見ることになるとは―――――)」

バスから荒北が降りてくる

黒田
「(荒北さん
荒北さんはやる人だ 

普段 口も態度も悪いけど実力はピカイチ
オレのエリート心を見抜いて 要領よくやってるだけじゃ
勝てねェって教えてくれた

オレが唯一 アタマ下げた人だ
このインターハイも当たり前のように勝利して―――――
オレはイジられるのだと思ってた)」

いつもならば黒田にちょっかいをかけてくるはずの荒北が
何もせずに黒田の横を通り過ぎる

挨拶をしてなかったことに気づき、急いで振り返る黒田

黒田
「あ (『おつかれ様です』) お…」

しかし声をかけることができない黒田

黒田
「(どれだけ悔しいんだ… 何がおつかれ様だ…)」

部員
「つかれしたァ」
「したァ」
「つかれしたァ」

黒田
「(ダメだ 何も言えねェ かける言葉なんて …ねェ)」

うつむく黒田

その時荒北がこちらを見もせずに大声で黒田を叱る 

荒北
黒田ァ!! 何ンも言うことねェのかコラァ!!

黒田
「あっ」

荒北
「先輩がレース走って戻ってんのに無視かァ」

黒田
「はい すいま… いや あの かけていい言葉…
すいません 見つからな」

荒北
言い訳すんなァ!!」
黒田
「――――――――――!!」

荒北
「言い訳すんなァ…」

黒田の方へふり向く荒北

黒田
「(『言い訳』…!!)」

荒北
「おめェはもうそういう立場じゃねェ
やるべきことをやるべき時にやる そんだけだ

チャンスは一度だ 二度とねェ
逃すな 絶対にだ

何をやってもやられても 敗北した人間には言い訳を聞いてくれる
場は用意されねェんだ
細けぇこともでけぇことも全部同じだ」

くるりと背を向ける荒北

荒北
「黒田 たのんだぜ来年はァ」

黒田
「はい!! わかりました つかれ様したァ!!」

大声で言って頭を下げる黒田

その目からは大粒の涙がボロボロとこぼれている

黒田
「(いつの間にか涙がこぼれてた
そん時オレは知った―――

最初あんなに嫌ってた荒北さんが オレの中で
憧れの存在に変わっていたことを)」

手首をグッと握る黒田

黒田
「(やってやる オレが 来年絶対に―――――)
やってみせますよ 荒北さん オレが

『箱根学園を再び王座』に!!」




監督
「次のキャプテンは泉田塔一郎 おまえだ」
「副キャプテンはクライマー2年 黒田雪成」



黒田
「(夏が終わってオレたちの代にかわった
あたり前のように部室にきていた3年の先輩たちは
滅多に姿を見せなくなった

泉田『キャプテン』の強化プログラムはシンプルで
十分な練習とそして レース数を増やそうというものだった

今まで箱根学園として招待されていながらキャンセルしていた
地味なレースも 積極的に主力メンバーで参加していった)」



レースのスタート地点に箱根学園のジャージが並ぶ

観客から歓声が上がる

観客
「おお ハコガク来たァ」
「箱根学園だ」

「すげぇ!! ジャージ組だ」
「泉田だ」

「今年のインハイメンバーだぞ」
「写真とろう」

「今年からキャプテンだって」
「おお」

大会主催者から直々に声をかけられる

主催者
「いい走りを」

黒田
「がんばります」

握手で答える黒田


篠崎
「オレもいいのか このジャージ」

黒田
「篠崎 おめぇも立派なメンバー候補だ
それにこのコースは登りも多い チャンスがありゃあ優勝狙え」

篠崎は黒田を見つめる

黒田
「このレースはオレが”仕事役”だ 
逃げを潰してコントロールもする

ゴールは塔一郎かおまえが獲れ ただし――――
”優勝”が必須条件だ 

このジャージ着て負けるのは許されねェ」

他校の選手たち
「ヤベー ハコガクだよ」
「ハコガクだ」
「あのジャージってだけで威圧感がすげぇ」



黒田
「(そいつはレースシーズンほぼ終わりの頃のレースだった
名のあるヤツはほとんど出ていない地味なレース)」



黒田
「早速逃げだ 潰してくるぜ 塔一郎」

泉田
「たのんだよ 雪成」

観客
「登りを利用してアタックだ!!」
「集団から3名の”逃げ”が出たぞ」

「それをおさえにハコガク黒田がとびだしたァ」
「いや 登り速ええ!!」

逃げた3人を加速して追う黒田



黒田
「(けどオレも塔一郎も真剣そのものだった
どんなレースでも負けない 完全優勝する それが
2人で立てた誓いだった)」



黒田はものすごい加速で登っていく

黒田
「余裕は見せねェ!! 出る以上は全開でいくんだよ!! づあああ 
オレたちは!! 常に負けられねェ闘いをしてんだ!!」

あっという間に3人に追いつく黒田

先頭の選手たち
「うわっ ハコガク!!」
「もう追いついてきた」

「うわ マジの目だ」
「ヤベェ ハコガク黒田 逃げられねェ!!」

「何とか見逃してくれよ」
「ここはオレたちに花をもたせてくれ」

黒田
「悪ィがムリだ」

先頭を走っていた1人が黒田にケンカを売る

先頭の一人
「おいおーい 何かおかしいぜ? おまえら

何? ハコガクハコガクって同じ選手だろ そいつも同じ2年だ
つまり何が言いたいかっていうと

『調子にのるなよハコガク』!!

黒田
「は?」

先頭の一人
『インハイで負けたくせに』!!

黒田
「あ!?」

そいつの言葉に怒りをあらわにする黒田

焦る他の2人
「怒らせるな オレたちの勝ちがカクジツになくなる」
「穏便にいこう」

先頭の一人
「いいんだよ 事実言ってるだけだ
負けたんだ!! こいつらは千葉の… 1年初心者にィ

マジかよ 1年にってオレは思ったね!!
つまりよっぽどしょぼかったんだ今年のメンバー 特に3年………

福富? 新開? 東堂? アラキタってのもいたかぁ? 4人とも!!」

黒田
おい てめェ

黒田は相手の胸倉を掴む

先頭の一人
「ぉひっ あっあ――――― そうやって手ェ出す?」

黒田
「取り消せ 今の」

先頭の一人
「こわっ ハコガク こわっ つまり暴力」

黒田
「事実は言っていいよ けど最後のは違う 訂正しろ
3年の先輩方は強ええんだよ!!
てめェが1mmも想像できないくらいはるか上の」

先頭の一人
「そっちから先に手を出してきたんだからな!!
恨むなよ!!」

黒田
「!!」

そいつは沿道にちらりと目をやると、鉄柵のあるタイミングで
黒田に肘鉄を食らわせる

先頭の一人
「うわっと ハンドル 当たったァ」

他の2人
「……!!」
「おんびんに…」

黒田
「(てめ…こいつ わざと…)」

先頭の一人
「憶えてないだろうけど2年前 おまえが中学ん時 
オレ バスケ部主将で対決してさ

”助っ人黒田くん”のおかげで負けたんだよ

あん時のゴール下での肘『テツ』 顔面 今でも痛いわ
あん時審判に注意されて おまえ オレに向かって何て言ったと思う?

あきれた顔して ニヤっと笑って
 ”ドンくせーなおまえ” だぜ?」

ガシャンという派手な音と共に鉄柵に激突し、落車する黒田

先頭の一人
「いくぞ 3人で回して つまりゴールまで逃げ切るぞ」

他の2人
「う… お… おう」



黒田
「(これが 後になってオレが ”スイッチ” って呼んでる元になった出来事だ)」


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****感想****

荒北さん、カッコイイなー

言い訳はするな!って自分に向かって言ってますよね

自分がやるべきことをやったけど、箱根学園は負けた

その事実を受け止めて、諸々を自分の中に入れて、後輩に次を

託してるんですね

それを受け取った黒田さんにとっても、重い言葉だったんでしょう
だからこそ、馬鹿にされるのは許せなかった

自分のことを言われたならあそこまで怒らなかったけど、

3年生を侮辱されるのは許しがたかった

わかります、うん、わかります


しかし、相手も2年前の屈辱を忘れてなかったのですね

男ってプライドを傷つけられたことって忘れないよねー

で、傷をつけた方はすっかりそんなことを忘れてるっていうね(笑)


今回のこの事件が、黒田さんの『スイッチ』の元になった事件でした

黒田さんの本気スイッチ、336話と342話に出てきたあれです

治りきってない古傷のカサブタを剥がすことで発動するんですね

って、こんな前の傷が未だにカサブタなの???

どんだけ何度もスイッチを発動してるのかってことですよ
でないと、もう治っちゃってるはずですよね?


来週はスイッチ発動!の回なんでしょうか?

逃げようとする3人をコテンパンにやっつける感じかな?

しばらくレースの方は進まないようですね



今回はこれでおしまいです。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

次回もどうぞよろしくお願いいたします。



★高回転通信264



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