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弱虫ペダル ネタバレ【395】 [ネタバレ(あらすじ)]

こんにちは。




今回は、弱虫ペダル ネタバレ 【395】をお送りします。





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まずは、前回までのあらすじを振り返りましょう。

インターハイ2日目 山岳区間
真波との勝負を断念し、今泉と共に先頭集団を追う坂道
一方、飛び出した御堂筋の狙いは山岳賞ではなく、
その先の2日目ゴールだった!!



前回を詳しく読みたい方は、弱虫ペダル ネタバレ【394】をどうぞ!



★目次はこちら★



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2日目ゴール争奪戦、緊急開戦!!

レースを大きく動かすのは、この男-------


御堂筋翔!!!



それでは、弱虫ペダル ネタバレ 【395:ゴールへの火蓋】のスタートです!





総北サポートメンバーの
面々を乗せた車が道を急いでいる

寒咲兄
「マジか その情報 幹」

寒咲幹
「うん お兄ちゃん 
携帯の速報によれば 先行している選手の中に

京都伏見のエースナンバー
111番が含まれているって……!!」


「あ 山見えた あれが榛名山ですか 寒咲さん」

寒咲兄
「そうだ ちょうどオレたちは
選手たちと反対側の道から登ってる


あの山の県道の最高点が山岳ライン――― 
そして 

ちょっと下って走った
『山の上の平坦に』

今日の――― 2日目ゴールがある」


「あ じゃあ 
今 ゴール地点に向かってるんですね

てっきり山岳ラインに向かってるのかと… 
すいません

今日は『山岳』と『ゴール』が近いってことなんですね!

へー よかったね幹 
早めにつけば両方応援にいけるってコトじゃん!!」
橘の発言に静まり返る車内


「あれっ 
わたし またマズいこと言ってる!? 
ごめんっ」

寒咲幹
「ううん 大丈夫… 
だけどロードレースにおいては

それが近いかどうかで………
 『地形』によって戦略がかわってくるの!!」


「(でた 幹の真剣な目!! 明るくしよう)

えーと でもさ すごいよね 手嶋さんたち!

前の…さっきのホラ 中間地点の補給所でさ 
あの補給バッグ…サコッシュっていうの?

渡した時は―――――
 3人だったし… 先頭からも離れててさ

いや―――――
正直 ワタシ ヤバイかもって思ったけど

速報みてたらどんどん追いついてさ! 
人数ふえてさ!

湧いたよねー 
この車内もさ ワーって言って!

今の…何? 
京都のエースがとかいうの? 大丈夫だよ!!

山なんだし あのメガネが出番でしょ? 
がんばって 走って

やっつけでくれるんじゃないの――――――!?」

寒咲幹
「…違うの」


「?」

寒咲幹
「イレギュラーなの」


「え」

寒咲幹
「今 先頭に近いチームは速報によれば4つ

箱根学園 京都伏見 熊本台一と うち総北」


「うん」

寒咲幹
「この内 全チームが『クライマー』を出せば 

今まで通り山岳賞争いがおこるわ」


「その状況じゃないの?今」

寒咲幹
「うん でも もし このチームの
どこかひとつでも『エース』を出したら

”ゴールを狙う”って意思を示したことになる

どのチームもゴールは渡したくない―――――

その瞬間から 他もそれに追従せざるを得なくなる

今までは山岳とゴールまでに距離があった 山岳を競った足じゃ 

うしろから来たゴールだけに狙いをしぼった選手に追い抜かれる―――

だからエースは あとに出てた

だけど

今日のコースレイアウトは地形の問題で 
それが極端に短い

山岳を競った足のまま… 
山を一番で通過した選手が

そのまま 
ゴールを狙うことが可能なレイアウトなの

明日もレースがあるわ 
山岳を使ったゴール争いなんて

どのチームも本当はしたくないはずよ 

けれど そのリスクを犯してまで

”ゴール”を渇望する選手がいたなら…」


「!!」

寒咲兄
「速報の 表示ミスであってほしいが…」

寒咲幹
「この山の”登り”は――――― 

今までの山岳賞争いとはまるで違う 


見たこともない状況になってるはずよ!!」





先行する京都伏見の3人

御堂筋
「もっとや… 
もっとオ… 

もっと全力で引きや 木利屋クゥン!!」

御堂筋の声に、
既に全身の筋肉がピクピクガクガク
悲鳴を上げている木利屋がなおも頑張る

木利屋
「う お ああああ あああ」

御堂筋
「うしろの 箱根学園を 

払い落とすまでぇ!!」


京都伏見と箱根学園のさが少し広がる


新開悠人
「京都伏見 更に加速しましたァ 
葦木場さん!!」

葦木場
「最初にとびだした時についた差を 
ヤツらそのまま維持するつもり…

いや 
もっと広げるつもりだ 

悠人… 差を広げさせるな」


葦木場が新開の背を押す

新開
「っかってますよォ!! 

ふっ しゃあ!!」


箱根学園の2人も加速する


葦木場
「おそらく京伏は 
今引いてるクライマーの木利屋

この山で限界まで引かせて 
使い捨てるつもりだ」

新開
「(クライマーを……!!) 捨て身すか!! 

ヤッバイすね!!」


木利屋は限界を迎えていた

木利屋
「み… 水田さぁん!! 
もう… オレ… 脚 限界す…

息も… 交代 お願いします!!」

振り返る木利屋から目をそらす水田

水田
「作戦…… あるから…
いろいろ だから…その…」

水田は後ろの御堂筋からのプレッシャーを受けているため、
小声で煮え切らない態度をとる

木利屋
「代わってください 
お願いします 

このままだと 
オレ…今日のゴールも… 
このまま…インターハイを……」

水田はそっぽを向いたまま答える

水田
「根性…で ガン…バレ…」

木利屋
「!!」

後ろから御堂筋が声をかける

御堂筋
「木利屋クゥン 

泣きごとは バイクをおりてから

好きなだけ言えばええよ 


キミィには2つの道がある

このまま限界まで引きつづけて倒れるか――――

引くのをやめてバイクから降りて回収車を待つか

どっちにする?」

不気味に優しい笑い顔で聞く御堂筋

木利屋
「!!」

水田
「(それって ひとつやないか!!)」

木利屋
「(え!? どっちや!? 
とにかくオレは オレはインターハイを…)

う おあああ う あおおおお」

また懸命に引き始める木利屋


御堂筋
「(差をつけた そして理想的なところでとびだせた あの時―――

のんきなカオして追いついてきたクゥマダイを

箱根学園との間に入れて 完全に油断させた

あのタイミングでとびだしたんや 見事に!!)」





あの時とは、熊台が真ん中に入り、

黒田が後ろの真波を振り返った時だった

熊台は京伏が飛び出たことに気づいていない

井瀬
「ワッハハハ―――
 いっけぇ 藤原!!

熊台の本当の力はここからばい 
証明してやれ この山岳争いば制して 

藤原は温存してきたけんね 
この山ば獲るために!!

藤原 思い出せ 
あの阿蘇でのあのキツか練習ば」

藤原
「もちろん忘れとらんですよ!!」

泉田は熊台越しに、飛び出た京伏に気づく

泉田
「(あれは……!! 
京伏… 
御…!!) 

雪成ィィ!!」

泉田の声に異状に気付くみんな

藤原
「あ 井瀬さん 
京伏が出とるです!? 

いつの間に」

井瀬
「何ね…? 
ん? 111番 
どがんしたとか?京伏は

まだ 山やろうもん 

何で… エースば出しとっとか?」

状況についていけていない熊台を尻目に、
反応する箱根学園

葦木場
「悠人 出るよ!!」

新開
「はい 葦木場さん!!」

藤原
「井瀬さん 
今度は箱根学園が!!」

井瀬
「あ!?」

黒田
「銅橋!! 

オレたちも追うぞ 
悠人を加勢する」

銅橋
「ヤバいぜ 黒田さん」

黒田
「全力で止めんぞ 前の3人!!」

銅橋
「おう!!」

熊台の選手
「どがんしたとね」
「いや京伏がコソって…」
「え」

焦る箱根学園の前をおろおろする熊台

黒田
「ジャマだ熊台!!」


熊台の選手
「うあっ」
「何ば急に加速しよるとかハコガクは」

「あぶなかろうもん 今からクライマーが出て……」


黒田
「状況見ろ どっけ!! …
 バカ!!

(まさか あいつ ここまで計算に入れて… 
楯にするために

わざと熊台を間に入れたのか!!)」

黒田と銅橋は熊台から離れ、一気に上がる

黒田
「真波も塔一郎連れて 
上がれ!! 

おおおお

くっそ 間に合わねぇか 

くっそ!! 

あいつ 
ロードレースが上手え!!」

熊台はまだ状況に気づいていない

熊台の選手
「13番と14番も加速!?」
「え!?」
「どがんしたとねハコガクは」

「いや 京伏がエースが出たって」
「え!?どういう」
「ハコガクも」

黒田
「(けど一早く異変に気づいて
拓斗と悠人が出てくれた 

何とか追ってくれ

たのんだぞ!!)」

黒田と銅橋は追って加速する

いまだに慌てるばかりの熊台

「次々に加速しとります」
「京伏も……!!」
「どがんしますか井瀬さん」

井瀬
「お… おいかけるばい!! 
加速ばい!! 熊台!!

おいたちは――――― 
たった今追いついて… 

去年のつらい目は…

何で… 何でや…… 
急にエースば出しよっとか…

ここから山岳争いばするとやなかったとか!!」



かろうじて追いかけている熊台の井瀬と藤原

井瀬
「結局残ったとはオイと藤原おまえだけ… 
先頭にも差をつけられ……

チームはバラバラ… 
たった2人になってしもうた 
すまんばい藤原」

藤原
「もう よかですよ 井瀬さん………」

井瀬
「キャプテンの… 
オイの判断ミスたい」

藤原
「よかです 
ともかく2人でもゴールを目指しましょう」

井瀬
「藤原…!」

藤原
「それにしても
ああいう場面では力の差もですけど

野生のカンみたいなとか重要なんですね

上手に見極めて
京伏のうしろについていったとがおったでしょうが」

井瀬
「…… あいつか」

藤原
「たった1人でキツそうにしとったばってん うまいこと 

京伏のうしろにビターってついていきよったですよ

何か 執着みたいなとば感じたですよ あいつには

あん男でしょうが 

昨日もゴール争いして2位やった
―――――あの男が

総北の赤い豆つぶ 

鳴子章吉 でしょうが!!」



ということで【396】につづく





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***感想***

やっぱり!!鳴子くんですよ!!!

ちゃんとついていってたよ!!

それも箱根学園の後ろじゃないんだよ

京都伏見の後ろですよ!!


あれは京都伏見の動きに気づいたんじゃないね

御堂筋の演技を見通していたんだよ

御堂筋はわざと熊台を間に挟むとわかっていたんだよ

読み合戦は鳴子くんの勝ちだね


御堂筋は「箱根学園を払い落とす」とは言ったけど

鳴子くんのことは言ってない

鳴子くんを振り切るのは出来ないと気づいてる訳だね


あとは時間勝負かな?

山岳ラインを越えるまでに

小野田くんたちは鳴子くんに

追いつかないといけないでしょう


それまで頑張れ!鳴子くん!!



今回はこれでおしまいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次回もどうぞよろしくお願いいたします。


★目次はこちら★


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